ひまわり
月曜の夕方にその子は逝った。
金太郎動物園のオンエアの日の事。
佐世保FMに行く。みぃさんと、フレディも連れて階段を降りた。
途中・・・・家で留守番の長男から連絡が入った「金太郎が・・・・」
突然の出来事は気持ちがついて行かないものなのだ。
局の下には仲間も集まった。
下のベンチにその子も居ない 金太郎パパ無しに追悼番組は進んで行ったのです。
帰りに自宅へ皆で会いに行く 金太郎は安らかに眠っていた。
「お疲れ様 金太郎」背中を撫ぜた。
火曜日
仕事を終え最後の別れに車を飛ばした。
道端の直売所でひまわりを買った。
その子に似合うと思ったんだ。
炉の前で眠っていた ママさんが「喉乾くよね」PETのボトルで飲ませていた。
金太郎 君は最高だった。
佐世保の町の子供達に笑顔をくれた。
残した軌跡はあまりにも多すぎて私たちの心に何時までも残って行くのだ。
歩けば街角にいつもいる様な気持ちさえするのだよ。
ありがとう お疲れ様 金太郎
残念ながらすべての生はいつかは逝くものなんだ。
思い出は多いほうが良いに決まっている 生きる質量を楽しんで行けば良い。
金太郎のように・・・・